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第2章 発見

その言葉を利くと女は去っていってしまった。

残された一同。

「春乃、なんでいいつったんだよ」

「しょうがないだろ」

「まあいいじゃん。あの人優しそうだったし」

「そうだぞ。それにせっかくワクテカな展開になったんだからここで逃げ出すのは不粋さ」

「ワクテカ……？」

一同は村内を歩くことに。

休んでいけと言われたが特に休む所がないためほっつき歩く。

すると長谷川が鮮やかな着物を着た中学生くらいの子供を見つけた。

「ねえ、あの子たち可愛くない？」

「話し掛ける気か？」

「いいじゃん……ねえねえ君達」

振り向いた子供たちに長谷川は驚く。