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オレンジ色の世界で。
第5章 オレンジ色の世界で。
「は、離さなくてもいいけど、でも、もしかしたら、このまま射精しちゃうかもしれないから、母さんに精液が掛かっちゃうかも」
「たかしくん?そーゆーこと、母さんにしたら、お父さんに怒られちゃうよ?」
「あの、多分、今の時点で、父さんにバレたら、物凄くおこられちゃうと思うけど」
「あははは、それは確かに。じゃあ、これは母さんとたかしくんの秘密だね」
「あのさ、母さん?」
「んー?」
「このまま、チンコ舐めてって言ったら、怒る?」と、ぼくは思い切って言ってみた。
勿論、その馬鹿げた発言は、またもや空虚に響くのだ。
少し、沈黙があった。が、母はすぐに返答してくれた。
「――それは、ダメェ。だって、多分、母さん、そう言う事しちゃったら、たかしくんとセックスしたくなっちゃうから、してあげない。ねえ、あのさ、たかしくん?」
「え?はい……」
「母さん、ちょっと、お腹減っちゃった。カレー食べたくなっちゃったよ。たかしくんは?」
「そう言われてみれば、減ったかも」
「じゃあ、今から晩御飯にしようか?それとも、このままオナニーしたい?」
「あ、いや、晩御飯でいいよ。オナニーは昼に沢山したから」
「そっか、じゃあ、ここ片付けて、晩御飯にしよう――」
母はそう言うと、チンコを放し、居間の灯りを点けた。
そして、テレビも消してしまう。
夢から覚めた様な感覚だった。
母は、ぼくのチンコに未練を残すことなくキッチンへと行ってしまう。
あの時「チンコ舐めて」と言わなければ、もう少し夢の世界は続いていたのだろうか?
いや、それにしても母は、チンコを舐めたらぼくとセックスがしたくなる、みたいな事を言っていた。
それは、ぼくには少し難解な発言だった。
「たかしくん?そーゆーこと、母さんにしたら、お父さんに怒られちゃうよ?」
「あの、多分、今の時点で、父さんにバレたら、物凄くおこられちゃうと思うけど」
「あははは、それは確かに。じゃあ、これは母さんとたかしくんの秘密だね」
「あのさ、母さん?」
「んー?」
「このまま、チンコ舐めてって言ったら、怒る?」と、ぼくは思い切って言ってみた。
勿論、その馬鹿げた発言は、またもや空虚に響くのだ。
少し、沈黙があった。が、母はすぐに返答してくれた。
「――それは、ダメェ。だって、多分、母さん、そう言う事しちゃったら、たかしくんとセックスしたくなっちゃうから、してあげない。ねえ、あのさ、たかしくん?」
「え?はい……」
「母さん、ちょっと、お腹減っちゃった。カレー食べたくなっちゃったよ。たかしくんは?」
「そう言われてみれば、減ったかも」
「じゃあ、今から晩御飯にしようか?それとも、このままオナニーしたい?」
「あ、いや、晩御飯でいいよ。オナニーは昼に沢山したから」
「そっか、じゃあ、ここ片付けて、晩御飯にしよう――」
母はそう言うと、チンコを放し、居間の灯りを点けた。
そして、テレビも消してしまう。
夢から覚めた様な感覚だった。
母は、ぼくのチンコに未練を残すことなくキッチンへと行ってしまう。
あの時「チンコ舐めて」と言わなければ、もう少し夢の世界は続いていたのだろうか?
いや、それにしても母は、チンコを舐めたらぼくとセックスがしたくなる、みたいな事を言っていた。
それは、ぼくには少し難解な発言だった。