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こいのうた。
第5章 嫉妬
「梓!」
京丞に見つかる前に逃げようとしたが、先回りされてしまう。
「な、なによ。怖い顔して」
「何で逃げる?」
「に、逃げてないけど」
怒りのあまり、口調が少しきつくなる京丞。
「俺のケータイかえせよ」
「何のこと…?」
「お前だろ?一華に嘘言ったのは」
梓の前に立ちはだかる京丞は、いつもの京丞ではなかった。
その様子に、周りの人も距離をとって会話を聞いていた。
「嘘なんか言ってないわよっ」
「…会ったことは認めるんだな? 何言った? 一華を傷つける奴は女でも許さねぇぞ」
「…なんでそんなに怒るの、キョウらしくないじゃ…」
「うるせーな…俺のケータイからあいつにメール送っただろーが!」
「…」
京丞の迫力に黙り込む梓。
「…悪かったわよ!ちょっとからかってやりたかったのよ。キョウが…あの子ばっかり構うから…」
「……お前とはしばらく口もききたくねぇ」
黙って差し出された京丞の手に、ケータイをそっとのせる。
周りで見ていた生徒たちも、京丞が一瞥するとすぐにいなくなった。
京丞に見つかる前に逃げようとしたが、先回りされてしまう。
「な、なによ。怖い顔して」
「何で逃げる?」
「に、逃げてないけど」
怒りのあまり、口調が少しきつくなる京丞。
「俺のケータイかえせよ」
「何のこと…?」
「お前だろ?一華に嘘言ったのは」
梓の前に立ちはだかる京丞は、いつもの京丞ではなかった。
その様子に、周りの人も距離をとって会話を聞いていた。
「嘘なんか言ってないわよっ」
「…会ったことは認めるんだな? 何言った? 一華を傷つける奴は女でも許さねぇぞ」
「…なんでそんなに怒るの、キョウらしくないじゃ…」
「うるせーな…俺のケータイからあいつにメール送っただろーが!」
「…」
京丞の迫力に黙り込む梓。
「…悪かったわよ!ちょっとからかってやりたかったのよ。キョウが…あの子ばっかり構うから…」
「……お前とはしばらく口もききたくねぇ」
黙って差し出された京丞の手に、ケータイをそっとのせる。
周りで見ていた生徒たちも、京丞が一瞥するとすぐにいなくなった。

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