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こいのうた。
第6章 雨音
どれくらい長い時間が経っただろうか。

先ほどとは打って変わって、静まり返るガラスの外。




「雨、やんだね」

「うん」



今までのキスを名残惜しむような

二人の目線。



「雨、好きになりそう」

そう囁くと、一華の手を引いて電話ボックスから出る京丞。

「うん、私も」


いつの間にか黒い雲も割れて、夕陽が顔を出す。





二人の心に響く、雨の音―――――
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