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もう一度、ロストヴァージン
第1章 もう一度、ロストヴァージン
その日の夜のことであった。

アタシは、家の浴室にいてシャワーを浴びていた。

アタシは、必死になって身体に付着しているあつろうのにおいを洗い流していた。

けれど、どんなに洗ってもあつろうがつけたにおいは取れなかった。

ヤダ…

取れない…

どうしよう…

どんなに洗っても…

あつろうがつけたにおいが、身体にしみついて取れない…

アタシは、あつろうに犯された時のことを思い出していた。

スカートをクシャクシャにされて、カーディガンとブラウスを破られて、ブラジャーを引きちぎられて、ショーツを強引に脱がされた後…

第2のヴァージンを奪い取られた…

イヤ…

恥ずかしい…

だけど…

アタシ…

あつろうのことが…

ますます好きになってしまった…

どうしよう…

アタシ…

アタシ…

イヤァァァァァ!!イヤァァァァァ!!

シャワーヘッドを持っている右手が震えていた。

アタシは。思わずシャワーヘッドを落とした。

同時にアタシは、あつろうへの情炎が激しく燃え上がっていた。

やっぱりアタシ…

あつろうのことが好き…

あつろうに会いたい…

あつろうに抱かれたい…

シーツがグチョクチョになるまで濡らしてほしい…

あつろう…

アタシのふくよか過ぎる乳房をキスでむさぼってよ…

アタシの身体をボロボロに汚して…

あつろう…

アタシは、その場に座り込んで激しい声で泣いていた。

会いたい…

あつろうに会いたい…

あつろうに抱かれたい…

ううん…

犯されたい…

シーツがグチョクチョになるまで…

濡れていたいの…
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