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もう一度、ロストヴァージン
第1章 もう一度、ロストヴァージン
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「ひろこ…ひろこ…泣かないでよぅ…泣かないでよぅ…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「ひろこ…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…ひろこ…悲しいの…ひろこ…悲しいの…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」
「ひろこ…」
「どうして…どうしてあつろうはアタシよりも他の女のコを選んだの?くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「ひろこ…」
「くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…ひろこ悲しい…どうして…どうしてあの時…アタシの第2のヴァージンを奪ったのよ…どうしてアタシの第2のヴァージンを奪ったのよ…どうして力でねじ伏せたのよ…ひろこ…女のコの気持ちが…壊れちゃった…女のコの気持ちが壊れちゃった…くすんくすんくすん…くすんくすんくすん…」

あつろうは『ごめんね…ごめんね…』と何度も繰り返してあやまっていた。

あつろうは胸に飛び込んだアタシは、声をあげてワーワーと泣いていた。

「あつろう…ひろこのことを愛してよ…ひろこ一人だけを愛してよ…お願い…アタシはあつろうに恋する女のコなのよ…ねえあつろう…あつろう…くすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすん…」

あつろうは、アタシを抱きしめながら今の気持ちを伝えた。

「ひろこ…好きだよ…好きだよひろこ…」
「アタシも…あつろうのことが好きよ…」
「結婚しよう…両親から反対されてもいい…女のコはひろこだけしかいないのだよ…ひろこ…ひろこ…愛しているよ…ひろこ…オレだけのひろこ…」
「あつろう…アタシもあつろうのことが大好きよ…あなたと一緒に…ウェディングドレスを着て…ヴァージンロードを一緒に歩きたいわ…あつろう…愛してる…」
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