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第1章 もう一度、ロストヴァージン

ヤダ…

どうしよう…

あつろうから、突然コクられたから…

アタシ…

どうすればいいのかわからない…

(ドクンドクンドクンドクン…ドクンドクンドクンドクン…)

ヤダ…

どうしよう…

乳房の奥で、ドキドキしているわ…

アタシ…

周囲から反対されても…

あつろうのことが好きなんだもん…

あつろうに第２のヴァージンを捧げるんだもん…

だけど…

ダメ!!

ダメなのよ!!

あつろうはいとこなのよ!!

いとこを好きになっちゃダメ!!

だけど…

本当は好き…

本当はあつろうのことが…

好きなの…

ダメ…

負けそう…

負けそうだわ…

ああ…

もうダメ…

……………

ダメよダメ!!

ひろこ…

気持ちをしっかり持って…

だけど…

あつろうのことが好き…

あつろうのことが好きなんだもん…

アタシは、反対されてもいいからあつろうと結ばれたいという気持ちとあつろうにはかわいいお嫁さんをもらってほしいという気持ちが交錯していたので、激しく動揺していた。