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第4章 終止符

和真は反省してると言うが、そんな言葉より私は和真の気持ちを包み隠さず教えてとお願いした

和真の気持ちを聞く前に私は旦那と離婚するための行動に移した
人を責める前に自分の立場を、終わらせてから和真と向き合いたかった
和真も私も騙し合っていたから
したたかな女とワルい男

旦那には手紙と離婚届を送った
手紙には自分の行いを詫び、今までのお礼と今の気持ちを書いた

【始めて告白します。
私は母が生きている時からずっと直輝さんに恋してました。
どんな時でも笑顔で母と私を見ていてくれた、優しい直輝さんが大好きでした

直輝さん裏切ってごめんなさい
直輝さんのことを裏切ったから、あんなことされたのわかっています。
でも、私はきちんと向かい合ってほしかっです。
直輝さんにいつまでも恋して、愛されていたかったです。

私は和真さんと過ごしていこうと思っています
本当に私のことを助けてくれたのか、和真さん自身の為なのかわからないですが・・・
あの時は厳罰を望んでいました。今は違います。一度は好きになった人。そして命の恩人だから・・・
私は証人として裁判所に出廷しなければならないようです。
包み隠さず、事実と自分の気持ちを話します
これが最後の手紙になると思います

今まで、ありがとうございました】