この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム
「山尾くんの妹さん、もうすぐ大学卒業だね…内定はもらえたかなぁ?」
「内定って…」

はるひこがものすごく言いにくい表情になっていた。

部長は『どうしたのかな…』と想いながらはるひこに言うた。

「山尾くん。」
「部長。」
「どうしたのだね。」
「えっ?」
「妹さんは、大学卒業後に就職をするのだろう…内定はもらえたかなぁ…」

はるひこは、部長からの問いに対して『妹がオワハラの被害を受けたので途中でシューカツをやめた…』と言うてから『今は、末の弟を一刻でもはやく就職させないといかんので、妹の就職は後回しにした…』となおも言いにくい声で言うた。

はるひこの言葉を聞いた部長は、超やさしすぎる声で『御桜里さんの就職が未定だったら助け船を出してあげようか。』と言うてから、1枚の書面をはるひこに手渡した。

書面は、茨城県の県庁の臨時職員の採用試験のお知らせであった。

部長は『水戸で暮らしている知人夫婦に頼んでおくから…』とはるひこに伝えた。

部長は、はるひこの肩を気安くポンポンと叩きながらこう言うた。

「妹さんが就職できたらいいね…」

部長は、口笛をふきながら部長室から出て行った。
/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ