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黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム
その頃であった。

涼介は中央郵便局にいて、いつも通りに郵便物の仕分け作業をしていた。

同じことの繰り返しのお仕事を休む間もなく続けていたが、気持ちがしんどくなっていたので、心が悲鳴をあげていた。

どんなにがんばっても、お給料は現状のまま…

どんなにがんばっても、契約社員のままで正社員に変わらない…

いつまでこんな劣悪の状態がつづくのだろうか…

試写会コンカツに参加していた男性従業員さんたちは、それぞれ結婚が決まったのと同時に正社員になっている…

オレは結婚できんから、契約社員のままなのか…

こんなことになるのだったら…

どこの球団でもいいから、プロ野球へ行きたかった…

オレを必要としている球団へ行きたかった…

郵便局で郵便物の仕分けの仕事なんかしたくなかった…

ふざけんなよクソバカ!!なにが自分の仕事にほこりを持てや…

涼介は、この時父親に対する怒りがこみ上げていた。

(ビリビリビリビリビリビリ!!)

涼介は、仕分け中の郵便物をズタズタに破損させた後、勝手に職場から出て行った。

それから3日後の深夜のことであった。

涼介は、より過激な行動に出た。
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