この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム

その頃であった。
涼介は中央郵便局にいて、いつも通りに郵便物の仕分け作業をしていた。
同じことの繰り返しのお仕事を休む間もなく続けていたが、気持ちがしんどくなっていたので、心が悲鳴をあげていた。
どんなにがんばっても、お給料は現状のまま…
どんなにがんばっても、契約社員のままで正社員に変わらない…
いつまでこんな劣悪の状態がつづくのだろうか…
試写会コンカツに参加していた男性従業員さんたちは、それぞれ結婚が決まったのと同時に正社員になっている…
オレは結婚できんから、契約社員のままなのか…
こんなことになるのだったら…
どこの球団でもいいから、プロ野球へ行きたかった…
オレを必要としている球団へ行きたかった…
郵便局で郵便物の仕分けの仕事なんかしたくなかった…
ふざけんなよクソバカ!!なにが自分の仕事にほこりを持てや…
涼介は、この時父親に対する怒りがこみ上げていた。
(ビリビリビリビリビリビリ!!)
涼介は、仕分け中の郵便物をズタズタに破損させた後、勝手に職場から出て行った。
それから3日後の深夜のことであった。
涼介は、より過激な行動に出た。
涼介は中央郵便局にいて、いつも通りに郵便物の仕分け作業をしていた。
同じことの繰り返しのお仕事を休む間もなく続けていたが、気持ちがしんどくなっていたので、心が悲鳴をあげていた。
どんなにがんばっても、お給料は現状のまま…
どんなにがんばっても、契約社員のままで正社員に変わらない…
いつまでこんな劣悪の状態がつづくのだろうか…
試写会コンカツに参加していた男性従業員さんたちは、それぞれ結婚が決まったのと同時に正社員になっている…
オレは結婚できんから、契約社員のままなのか…
こんなことになるのだったら…
どこの球団でもいいから、プロ野球へ行きたかった…
オレを必要としている球団へ行きたかった…
郵便局で郵便物の仕分けの仕事なんかしたくなかった…
ふざけんなよクソバカ!!なにが自分の仕事にほこりを持てや…
涼介は、この時父親に対する怒りがこみ上げていた。
(ビリビリビリビリビリビリ!!)
涼介は、仕分け中の郵便物をズタズタに破損させた後、勝手に職場から出て行った。
それから3日後の深夜のことであった。
涼介は、より過激な行動に出た。

