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黒煙のレクイエム
第1章 黒煙のレクイエム


11月24日の朝10時頃のことであった。

山尾の家に、牛久市からこずえの母親がやって来て、涼介の両親に頭を下げてこずえの居場所を残してほしいとコンガンしていた。

しかし、涼介の両親は山尾の家としてはこずえの夫が殺さた上に涼介の下のきょうだいが相次いで亡くなるなどで家庭内がおかしくなっているので、こずえを実家へ帰しなさいと言うた。

こずえの母親は『祖父の介護と兄夫婦の育児が想うとおりに行かないのでイライラとしているから、実家にはこずえの居場所がない…』と言うてから、新しい居場所ができるまでの間、こずえを置いてほしいと言うた。

そのことが原因で、双方がひどい大ゲンカを起こした。

『こずえを実家へ連れて帰れ!!』

『おじいちゃんの介護と兄夫婦の育児で家がイライラとしているので困る…』

双方が押し合いへし合いをしていた。

こずえ自身は、ひどくコンワクしていた。

アタシは…

これから先、どのようにして生きて行けばいいのか…

分からない…

山尾の家には居場所がない…

実家へ帰れば、祖父の介護と兄夫婦の育児のことなどで家がイライラとしているから、実家にも居場所がない…

アタシは…

どこへ行けばいいのよ…
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