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第2章 黒煙のレクイエム・２

そして次の日の朝のことであった。

ところ変わって、栃木市箱森町にある私立高校の教室にて…

問題の教室は、主任の男性のオイゴと寮生活がイヤな男子生徒４人が在籍をしているクラスの教室である。

時は、１時間目の授業中の時であった。

そんな時、寮生活がイヤな男子生徒ひとりが遅刻して教室に入って来た。

「すみません…」

男性教師は、遅刻してきた男子生徒に詰め寄って、グーで男子生徒の左目を殴り付けた。

(ガツーン!!)

男性教師は、グーで寮生活がイヤな男子生徒を殴り付けて倒したあと、ポケットからジッポライターを出して、火をつけて顔にイカクした。

「コラ!!あとの４人の寮生はどうした!?あとの４人はどこへ行った!!」
｢知らねーよ…」
｢ハクジョウしないのであれば殺すぞ!!｣
｢知らねぇ…アアアアアアアア!!｣

男性教師は、男子生徒が本当のことを言わなかったので、刃渡りの鋭いナイフで斬りつけて殺した。

｢ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!｣

教室に、生徒たちの強烈な叫び声が響いていた。

その頃、主任の男性のオイゴと寮生活がイヤな男子生徒３人は寮の規約に抵抗してグーグーとイビキをかきながら朝寝をしていた。

部屋の床には、アルコール飲料の空き缶や空き瓶がたくさん転がっていた。

彼らは一体、なにを考えてこんなことをしたのだろうか…

自分たちの身体や命に関わると言うことが分かっていないようだ…

そんな中であった。

家出中の明慶が埼玉県鶴ヶ島市の警察署の生活安全課に保護された。

知らせを聞いたこずえは、大急ぎで明慶を迎えに警察署へ行った。

こずえは、明慶が高校に行きたくないと言うのに無理やり高校へ行かせたことを悔いていたが、今後のことを考えていなかったのでひどくコンワクしていた。