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黒煙のレクイエム
第2章 黒煙のレクイエム・2
それから2日後のことであった。

秀典は、週休2日で正社員で気楽なお仕事を求めてシューカツをしていた。

しかし、どこへ行っても相手にされずに不採用または門前払いを喰らうことばかりが続いていた。

夕方5時頃のことであった。

場所はJR結城駅の前の広場にて…

秀典は、週休2日で正社員のお仕事を探し回っていたが、門前払いばかりを喰らうことばかりが続いていたので、シューカツを放棄した。

もうゼツボーだ…

このままでは、おじさんに顔向けができない…

秀典は、家族が心配しているから家に帰らないといけないのに、家に帰ることがイヤだったので、夜の街をブラブラとしていた。

そしてその日の深夜11時過ぎに、秀典は酒場の露地裏で不審者に襲撃された。

(ドカッ!!)

「グワー!!」

秀典は、通りかかった不審者の男に鉄棒で頭を殴られた後、不審者の男に揮発油をかけられて火をつけられて、焼き殺された。

燃え上がっている炎は、やがて酒場街一帯に広まっていたので大パニックにおちいった。

不審者の男は、秀典を焼き殺した後にその場から逃走して行方不明になった。
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