パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 黒煙のレクイエム・２

「こずえさん!!」
「はっ？」
「こずえさん!!あんたね!!キョトンとしている場合じゃないのよ!!」
「あの～、それはどういうわけなのでしょうか？アタシにはよくわかりませんけれど…」
「こずえさん!!あんたいいかげんにしなさいよ!!道休さん方の家の前で大きな音がしていたことがヒンパンに続いていたり道休さん方の家のご家族が使っている高価な品物がなくなっていることなどが原因で家族全員が心的外傷を受けたのよ!!道休さん方のご家族への集団ストーカーの温床はあんたのダンナなのよ!!」
「やかましい!!」

(ガーン!!)

こずえは、奥さまから言われた言葉に腹を立てて買い物カートを奥さまが使っているカートへ思い切りぶつけて、ひっくり返して品物をブチ曲げた。

奥さまは、こずえから攻撃されたので『なんてことをするのよ!!』と怒った。

こずえは『アタシは悪くないもん…』とひねくれた声で言うたあと、その場から立ち去った。