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Backside storys
第2章 川嶋 晃佑
ちょっとずつ体重も落ちて、ベルトのループもサイズダウンしてきた頃、彰の職場の後輩の女のコ、里見 エリカと付き合い始めた。
彼女は調理師ではなくて、パティシエ。
彰が勤めてたイタリアンレストランでドルチェを担当してた。
彰が職場の先輩に片想いの上、孟アタックして。俺はその先輩の悪女っぽい雰囲気がどうにも好きになれなかったんだけど…彰は聞く耳持たなくて。まぁ、恋愛に関しては友達といえど他人が決めることじゃない、と傍観してたが…ラストは案の定二股掛けられた上にあっさり捨てられて。彰は当の彼女を恨むというより、自分のオンナを見る目がなさすぎた…ということにかなり凹んでた。
それに付き合って気晴らしに呑んだりするトコに、ついて来る後輩の女のコで、最初は彰目当てなのかと思ってたけど、ホントに彰の事を兄貴のように慕って、振られて傷ついた彰を心配してただけだった。
2人の職場だったレストランのオーナーの代替わりで、経営方針がガラッと変わったのをきっかけに、2人は店を辞めて。
彰は昔から自分の店を持ちたいと言ってたから、物件を探しつつ開店資金を貯めるんだと色んなトコロで働き始めた。
彼女は調理師ではなくて、パティシエ。
彰が勤めてたイタリアンレストランでドルチェを担当してた。
彰が職場の先輩に片想いの上、孟アタックして。俺はその先輩の悪女っぽい雰囲気がどうにも好きになれなかったんだけど…彰は聞く耳持たなくて。まぁ、恋愛に関しては友達といえど他人が決めることじゃない、と傍観してたが…ラストは案の定二股掛けられた上にあっさり捨てられて。彰は当の彼女を恨むというより、自分のオンナを見る目がなさすぎた…ということにかなり凹んでた。
それに付き合って気晴らしに呑んだりするトコに、ついて来る後輩の女のコで、最初は彰目当てなのかと思ってたけど、ホントに彰の事を兄貴のように慕って、振られて傷ついた彰を心配してただけだった。
2人の職場だったレストランのオーナーの代替わりで、経営方針がガラッと変わったのをきっかけに、2人は店を辞めて。
彰は昔から自分の店を持ちたいと言ってたから、物件を探しつつ開店資金を貯めるんだと色んなトコロで働き始めた。