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真昼の月
第1章 前編
それから30分後に、出前のカツ丼が家に到着した。

さよこと勘助とえりこは、出前のカツ丼もほくほくとした表情で食べながら在間の悪口を言いまくっていた。

「残念だったわねぇ…」
「本当ね…」
「松山の中心部で通り魔事件を起こしていなかったらこんなみじめな思いをせずにすんだのに…」
「まじめにタオル工場で働いていればよかったのにねぇ~」
「不起訴魔!!」

さよこたちは、すみっこでいじけている在間により強烈な暴言を吐きまくった後、在間の頭をもので殴り付けた。

「不起訴魔!!」
「暴走魔!!」
「在間の家は、事業で失敗したから倒産魔よね!!」
「殺人鬼!!」
「なんとか言いなさいよ不起訴魔!!」

さよことえりこは、在間に詰め寄って口々に在間や在間の家の人たちや今治で暮らしていた時の母親の悪口を痛烈に言いまくるなどの言葉の暴力を加えた。

勘助は、在間におしりぺんぺんするなどしていじめを加えた。

居合わせた家政婦さんは、さよことえりこがこわいのでどうすることもできずに泣いていた。

家族ぐるみのいじめがエスカレートしていた。

在間は、さよこたち家族全員からきついいじめを受けても、反撃しなかったが、心の中で怒りがチクセキされていたので、きわめて危険な状態におちいった。

それから1ヶ月後のことであった。

家族ぐるみのいじめを繰り返していた一家は、より凶悪な事件に巻き込まれてしまうのであった。
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