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真昼の月
第2章 中編


時は2018年7月頃のことであった。

さよことえりことみわこは、信州飯田にあるさよこの実家へ帰っていた。

さよこの実家は、8年前に両親が亡くなったので、6つ年下の弟・御幣島(みてじま)けいぞう(49歳・工場作業員)夫婦が跡を継いでいた。

実家では、けいぞうと妻・いくこ(48歳・パート主婦)と夫婦の長女のしずく(10歳・小4)と長男のりゅうぞう(8歳・小2)とシングルの妹のよしの(39歳・パート)の5人が暮らしていた。

6月の終わり頃、えりこがリベンジポルノによるいじめの被害を受けた時のつめあとは、根深く残っていた。

さよこたち母娘の帰省により、家は実家天国と化した。

けいぞう夫婦は、さよこたち母娘のつらさをくみ取って『新しい家がみつかるまでの間はいてもいいよ…』と言うて受け入れた。

さよこたち母娘は、けいぞう夫婦の厚意に甘える形で実家で暮らすことになった。

母娘は、その間に新しい居場所をさがさなければならなかった。

だから、気持ちがあせっていた。

早いうちに新しい居場所を探さないと…

実家にイソンしていたら…

アタシたち母娘はダメになってしまう…
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