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第4章 最終回

８月７日の朝８時50分頃のことであった。

場所は、けいぞうが勤務していた職場にて…

従業員さんの朝礼の時であった。

社長さんは従業員さんたちにお給料が上がらなかった原因は骨とう品収集だと言うことを認めると従業員さんたちに言うて、必死にわびていた。

骨とう品を買った分については、大部分がクレジットで分割払いとなっているので換金する事ができないから、９月支給分からの減額は予定通りに行うと社長さんは言うた。

従業員さんたちは、期待外れに終わったと口々に言うていた。

社長さんは、どうにか許してくれたという表情を浮かべていた。

だから、従業員さんたちからの反発を受けていると言うことなどおかまいなしになっていた。

この日は、何事もなく１日は終わった…

…と言いたいところであるが、帰りしにもめ事が発生した。

若い従業員さんたち４人は、仕事が終わったので足早に帰ろうとしていた。

その時に、機械工の主任の男性に呼び止められたので、もめ事が起こった。