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第4章 最終回

｢主任!!｣
｢なんなんねん…｣
｢料理教室へ行くと言うのはウソだったのか!!｣
｢何で急にそないに怒るんねん…｣
｢きさまがぼくたちに料理教室へ行くと言うからついて来たのに、何でウソをついたのだ!!｣
｢ワシは料理教室へ行くとは言うてへんねん…｣
｢ふざけるなよ虫ケラ!!｣
｢オレたちは料理がしたいのだよ!!｣
｢何を言うてんねん、男のひとり暮らしで料理をしていたらヤケドしたりケガを負ったりしたら困るからと思って御幣島さん方の家で晩ごはんを食べると言うてんねん…出された料理の方がバランスの取れた食事が摂れると思ってここまで来たのだよ…今日は御幣島さんの奥さまが何を作って下さるのか…グワッ…｣

（ドカッ!!）

機械工の主任の男性は、従業員さんのひとりにグーで左目を殴られて、失明した。

その後、こめかみを殴られて、その場に倒れてしまった。

そして、金具のついた靴で頭をふみつけられた。