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第6章 終止符

祐輔との関係を深めると同時に
私たち夫婦は息子に話をした

旦那から切り出し、離婚の経緯、旦那も私も相手がいること
そしてこれからのこと

息子
二人といつでも連絡が取れるなら、このまま一人でいても構わないと言った
結婚を考えて付き合ってる子がいるから近々世帯を持つことになると
結婚式には必ず、父と母として出てほしい

息子の話に対して涙が止まらなかった
泣いて詫びることしかできなかった

恨んでないと言う息子
自分も悪いと・・・
高校生の時、父が私以外の女性と歩いていたのを見ていながら知らないふりをしていたけど、父を憎いと思っていた
反省しているなら許したい
これからの人生で困ったら男同士で話したい

旦那から息子名義の通帳を渡すと
今は受け取らないけど孫の為に持っててほしい