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第6章 終止符

「昭博さん、今までありがとうございました」

「里佳子、俺こそありがとう。最後まで幸せにしてあげられなくてごめんなさい
彼とは幸せになれよ
俺はこの家に住んでるから、何かあったら来ても良いからな」

「ありがとうございます」

旦那は彼女と別れることができたが代償として、仕事を失った
彼女は会社に乗り込み、全てを話したそうです
旦那の地位になると退職は止められたが責任を取って退職を選んだ

本当の彼女は気性が荒く、精神的にもかなり病んでいた。それを知らずに利用しようとして近付き、別れられなかったそうです