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ハイパーテクニックおじいちゃん
第16章 引っ越し
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美里は寛から貰った飴の袋を取り出した。
「菜々子、飴舐める?」
「え、私にプレゼント?」
「あ、これ、菜々子宛じゃないんだけど……」
「何それ?」
「菜々子には後でご飯奢るから。これはさっき貰ったんだよね」
袋を開け、一つ飴を菜々子へ手渡すと、彼女はすぐに食べ始めた。
「いただきます。誰から貰ったの?」
「……んと、浦島さん」
「あれ、別れたんじゃなかったの?」
「別れたよ。別れたから、お別れのプレゼント」
「いいヤツじゃん。何で別れたのよ?」
「ん〜、未来が見えないからかな」
「ふぅ〜ん。エッチは上手いけど、将来性が無かったのかぁ」
「まぁ、そんな感じだね」
「て言うか、将来性とかってエッチする前に分かりそうじゃない?」
「いや、でも、ヤりたかったんだよね」
「え、遊び?……私、美里の事、清純派だと思ってたけど、いつから魔性の女になったのよ」
「成長したでしょ。街コン、私も行くから、よろしくね」
美里も飴を口の中へ入れた。
甘いかと思っていたが、梅の実のようにかなり酸っぱい。
大人の味がした。
「菜々子、飴舐める?」
「え、私にプレゼント?」
「あ、これ、菜々子宛じゃないんだけど……」
「何それ?」
「菜々子には後でご飯奢るから。これはさっき貰ったんだよね」
袋を開け、一つ飴を菜々子へ手渡すと、彼女はすぐに食べ始めた。
「いただきます。誰から貰ったの?」
「……んと、浦島さん」
「あれ、別れたんじゃなかったの?」
「別れたよ。別れたから、お別れのプレゼント」
「いいヤツじゃん。何で別れたのよ?」
「ん〜、未来が見えないからかな」
「ふぅ〜ん。エッチは上手いけど、将来性が無かったのかぁ」
「まぁ、そんな感じだね」
「て言うか、将来性とかってエッチする前に分かりそうじゃない?」
「いや、でも、ヤりたかったんだよね」
「え、遊び?……私、美里の事、清純派だと思ってたけど、いつから魔性の女になったのよ」
「成長したでしょ。街コン、私も行くから、よろしくね」
美里も飴を口の中へ入れた。
甘いかと思っていたが、梅の実のようにかなり酸っぱい。
大人の味がした。
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