この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハイパーテクニックおじいちゃん
第16章 引っ越し
美里は寛から貰った飴の袋を取り出した。
「菜々子、飴舐める?」
「え、私にプレゼント?」
「あ、これ、菜々子宛じゃないんだけど……」
「何それ?」
「菜々子には後でご飯奢るから。これはさっき貰ったんだよね」
袋を開け、一つ飴を菜々子へ手渡すと、彼女はすぐに食べ始めた。
「いただきます。誰から貰ったの?」
「……んと、浦島さん」
「あれ、別れたんじゃなかったの?」
「別れたよ。別れたから、お別れのプレゼント」
「いいヤツじゃん。何で別れたのよ?」
「ん〜、未来が見えないからかな」
「ふぅ〜ん。エッチは上手いけど、将来性が無かったのかぁ」
「まぁ、そんな感じだね」
「て言うか、将来性とかってエッチする前に分かりそうじゃない?」
「いや、でも、ヤりたかったんだよね」
「え、遊び?……私、美里の事、清純派だと思ってたけど、いつから魔性の女になったのよ」
「成長したでしょ。街コン、私も行くから、よろしくね」
美里も飴を口の中へ入れた。
甘いかと思っていたが、梅の実のようにかなり酸っぱい。
大人の味がした。
「菜々子、飴舐める?」
「え、私にプレゼント?」
「あ、これ、菜々子宛じゃないんだけど……」
「何それ?」
「菜々子には後でご飯奢るから。これはさっき貰ったんだよね」
袋を開け、一つ飴を菜々子へ手渡すと、彼女はすぐに食べ始めた。
「いただきます。誰から貰ったの?」
「……んと、浦島さん」
「あれ、別れたんじゃなかったの?」
「別れたよ。別れたから、お別れのプレゼント」
「いいヤツじゃん。何で別れたのよ?」
「ん〜、未来が見えないからかな」
「ふぅ〜ん。エッチは上手いけど、将来性が無かったのかぁ」
「まぁ、そんな感じだね」
「て言うか、将来性とかってエッチする前に分かりそうじゃない?」
「いや、でも、ヤりたかったんだよね」
「え、遊び?……私、美里の事、清純派だと思ってたけど、いつから魔性の女になったのよ」
「成長したでしょ。街コン、私も行くから、よろしくね」
美里も飴を口の中へ入れた。
甘いかと思っていたが、梅の実のようにかなり酸っぱい。
大人の味がした。