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君は僕のぬな
第4章 ビキスト入会で好き確定?
「あ、ぬなさんに、言っておきたい事がありました…!!」
「な、なんでしょうか?」
「その前に、これ欲しくないですか?」
チャンミンが、リュックの中から出したもの、それは、チケット?
「日曜の関係者席のパスチケです」
うわああ、今、喉から手が出るくらい欲しいものっす!!!
…でも、彼女でも何でもないあたしが、そんなすごいものを簡単に貰うわけには、いかん!!!!!
「じ、実はね、チャンミン」
「お?」
「あたしビキストになったんだ!!!」
「……!?」
「だからね、今回の日産は、ぐっと堪えて、次あるliveチケットは、自分の手で勝ち取るよ!!!!!」
「…マジですか?」
「大マジですよ?」
「…そうですか、残念です」
シュンとして、眉を下げて目を細めちゃった。
チャンミンが笑顔のとき以外にも、寂しい顔のときも、眉が下がっちゃうんだね?
その顔が可愛い過ぎて、ちょっと罪悪感を感じてしまう(((^^;)
「では、明後日、日産live必ず成功させて、また来ますね?」
「うん、頑張って!!!エアーで応援してるから!!!!」
「エアーって…、まあ、良いです。あなたがビキスト加入したことで、ぬなさんの気持ちが分かりましたから」
「なっ!!!違うよ!!!!友達として、応援したいと思っただけだし!!!!」
「ははは、苦しい言い訳ですね?」
「違うもん!!!!」
「まあ、良いです、ぬなさんは、分かりやすいですね!!」
そのあとも、ずっとご機嫌だったチャンミン、一ペンとして、彼の笑顔をずっと守りたいと思った。
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