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君は僕のぬな
第5章 人を食らうレーザービーム目から大発射!!!
ピンポーン。
突然鳴り響いたチャイム。
時計を見ると12時を回っていた。
ガチャ。
「ぬなさん、会いたかったです!!」
たくさんの薔薇の花束を抱えたチャンミンが、そこにいた。
「「!?」」
あたしは、びっくりし過ぎて、直立不動になった。
ええ、うそでしょ?普通、打ち上げとか出ないの?
今まで、散々つべで舐めるように、彼の体を見ていた自分が恥ずかしくなる。
「何を照れてますか?入りますよ?」
「…えっ?ちょっ!?」
「オジャマします。」
彼は、手慣れた感じで靴を脱ぎ、部屋の中にズカズカと入ってきた。
「ぬなさんに、あげます」
手渡された薔薇の花束。
男のひとに花束を貰ったのは、初めてだった。
韓国の人は、記念日に薔薇をプレゼントするとか…。
なら、本来なら、日産スタジアムのliveを成功させたお祝いに、あたしが彼にプレゼントすべきなんじゃ…?
まさか、今夜ここに来るとは思わなかったし…と、言い訳しておこう…うん。
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