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異常行動が日常行動のオンナ【完結】
第4章 猟奇的なリハーサル
その5
「ヨシキ、もういいわ。止まって私に頭を向けた態勢で今度はうつ伏せになりなさい」
「はあ、はあ…、はい…」
氷子は再びベッドに腰を下ろし、手に持った麻縄を投げ縄状に結った。
「あのう…、今度は何を…」
ヨシキは氷子に恐る恐る尋ねたが、これから凶暴な女主人が自分に何をしようと考えているかは概ね想像できた。
「できたわ。ヨシキ、これ首にかけるから両手の指を縄と首の間に入れこんで掴むのよ」
「は、はい…」
氷子は麻縄の輪をヨシキの首に通すと、縄を締めて絞首刑状態にした。
ヨシキが両手で掴むように指を首元縄の内側に差し込んだのを確認すると、氷子は縄を両手で手繰り寄せ、首にかけた輪との距離を”調整”していた…。
***
”まあ、ケンは暴れるだろうからね。私の力じゃあ1M位に詰めたほうがいいかな…”
「ヨシキ、今から私がこのままで廊下まで引き回すから、あんた、脱出する動き試してみて。本気で暴れていいから」
「わかりました…」
「さあ、行くわよ!」
氷子はやや斜め後ろ向きで腰の重心を下ろし、両手でヨシキの首を巻いた麻縄を思いっきり引っ張った。
「ほれ、来なさい、来るのよ!」
「うぐっ、うぐ…」
ヨシキはこの場面でも従順だった。
膝をたて、両手で首に食い込む縄を掴み、必死で踏ん張っている。
さすがに氷子はグイグイ縄を引っ張っているが、なかなか男のカラダは動かでない。
***
”ふう…、やっぱり男の力にはかなわないわね。でも、付きの男たちにヘルプさせたんじゃあ、意味ないし。ここのパーツは私一人でやってのけなきゃ”
氷子は一旦、縄を緩めると、膝立ちしているヨシキのみぞおちをつま先で鋭角的に蹴りこんだ。
「ううっ…!」
思わずヨシキの半身が前にかがんだ。
”今だ!”
「おらー、行くぞー!」
氷子は腰の踏ん張りが抜けた瞬間、素早く縄を引いた。
不意を突かれたヨシキは膝を崩し、べたっとっ床へ倒れ腹ばいになると、イカレミストレスは大声で叫び、一気に練習台の全裸男を廊下まで引きずり出した…。
***
「ヨシキ、もういいわ。止まって私に頭を向けた態勢で今度はうつ伏せになりなさい」
「はあ、はあ…、はい…」
氷子は再びベッドに腰を下ろし、手に持った麻縄を投げ縄状に結った。
「あのう…、今度は何を…」
ヨシキは氷子に恐る恐る尋ねたが、これから凶暴な女主人が自分に何をしようと考えているかは概ね想像できた。
「できたわ。ヨシキ、これ首にかけるから両手の指を縄と首の間に入れこんで掴むのよ」
「は、はい…」
氷子は麻縄の輪をヨシキの首に通すと、縄を締めて絞首刑状態にした。
ヨシキが両手で掴むように指を首元縄の内側に差し込んだのを確認すると、氷子は縄を両手で手繰り寄せ、首にかけた輪との距離を”調整”していた…。
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”まあ、ケンは暴れるだろうからね。私の力じゃあ1M位に詰めたほうがいいかな…”
「ヨシキ、今から私がこのままで廊下まで引き回すから、あんた、脱出する動き試してみて。本気で暴れていいから」
「わかりました…」
「さあ、行くわよ!」
氷子はやや斜め後ろ向きで腰の重心を下ろし、両手でヨシキの首を巻いた麻縄を思いっきり引っ張った。
「ほれ、来なさい、来るのよ!」
「うぐっ、うぐ…」
ヨシキはこの場面でも従順だった。
膝をたて、両手で首に食い込む縄を掴み、必死で踏ん張っている。
さすがに氷子はグイグイ縄を引っ張っているが、なかなか男のカラダは動かでない。
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”ふう…、やっぱり男の力にはかなわないわね。でも、付きの男たちにヘルプさせたんじゃあ、意味ないし。ここのパーツは私一人でやってのけなきゃ”
氷子は一旦、縄を緩めると、膝立ちしているヨシキのみぞおちをつま先で鋭角的に蹴りこんだ。
「ううっ…!」
思わずヨシキの半身が前にかがんだ。
”今だ!”
「おらー、行くぞー!」
氷子は腰の踏ん張りが抜けた瞬間、素早く縄を引いた。
不意を突かれたヨシキは膝を崩し、べたっとっ床へ倒れ腹ばいになると、イカレミストレスは大声で叫び、一気に練習台の全裸男を廊下まで引きずり出した…。
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