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異常行動が日常行動のオンナ【完結】
第7章 ゴーモン・ファック
その8



「はあ、はあ、はあ…」


氷子はいつになく感じていた。


”今、入ってくるモノ、なんか違う…”


要は、ケンのチンポと桜木ケン自身…、このふたつのパーツはいつもの欲情穴埋めファックとは似て非なるものとして、彼女の心とカラダに伝わった…。
そういうことなのではなかったか…。


彼女はひたすら激しく腰を上下させながら半身を起こし、ケンの髪の毛を掴んで上半身を引き寄せ、一旦、対面座位になった。
つまり、拘束されたファック相手と顔を見合わせる体勢にしたのである。


「はあ、はあ…」


氷子に両手で髪毛を掴まれ、互いに荒い息を行き交わす距離で、ケンは下唇を噛みながら息を荒げていた。
心もちながら自らの腰もグラインドさせながら…。


その際、チンポを犯している女の顔を見る彼の目は、”睨む”ではなく見つめるであった。


***



「はあ、はあ…、ケン!お前、妹から聞いただろう?…自分だけを濡らす雨がずっと降ってるって。はあ、はあ…、冷たいこの雨はアタマのイカレた姉ちゃんがいなくならないと止まないって”!ツグミはお前にそう言ったな?」


桜木ケンは氷子から視線をそらさず、数度頷いた。


「‥ツグミを濡らす冷たい雨の雨雲は、確かに私だったさ!…でも、アイツは自から進んで雨に濡れてるんだ。もう、ツグミは雨雲の下じゃないと生きては行けない。病気なんだよ、私以上に!はあ、はあ…、私が消えたら、他の雨雲を探して寄生するんだよ!はあ、はあ…、私が死んでもヤツに晴れた空は来ねえんだって!このバカが…!…お前を汚してツグミにそれを教えてやる!」


氷子は再びケンの唇に荒々しく接吻した。
まるで噛みつくように舌をカレに押し込み、まさしく郡氷子は14歳の少年の上と下の口両方を犯していた…。


しかし…、彼女の少年強姦はここで行き着いてはいなかった。
まだ、もう一つの口が残っていたのだから…。


***


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