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異常行動が日常行動のオンナ【完結】
第8章 姉と妹の決着/イカレ勝ちしたもの
その4
「どうした!私を刺し殺せば、兄貴が助かるんだぞ!ツグミも!でなかきゃ、お前の精子をマ○コで搾り取ったら、その足で桜木正樹を殺りに行く。はあ、はあ…、互いイッたら時間切れだ。ケン、早く私を傷つけろって!」
「はあ、はあ…。わー!」
ケンは右手を何度も振りかざしたが、ついに大声を上げて、握っていたアイスピックを投げ捨ててしまった。
その瞬間、藤森と板垣は大きく肩で息を抜き、額の汗をぬぐっていた。
しかし、すかさず氷子は更に次の指示を出しだ。
「藤森ー、ケンンの背中、スマホでカシャしてここに持ってこい!」
「ちっ…」
”今度はなんなだよ…。もう、さっさとイッて切り上げてくれよ!”
ここに及んで、藤森はふてくされモードの入った…。
***
”カシャ!”
「どうぞ…、見えますか?」
「おお…、よく撮れてる。ケン、ほら、きれいだわ、はあ、はあ…、アンタの血…。ああーー、イキそうだわ…」
「オレもイク!…ううっ、出ちゃう」
「はあ、はあ…、出すのよ!ああーっ、イクっ…!」
二人は”無事(?)”、果てた…。
***
壮絶なゴーモンファックは終焉した。
下半身が離れ、ぐったりと横向きになって床にへたり込んだケンは、足枷を外され、荒い息を吐きながら朦朧としていた。
その彼の背中から滲み滴る血を、素っ裸の氷子は、後ろから抱きついて舌で舐めている‥・。
藤森と板垣は共に視線をそらし、もうウンザリと言った表情だ。
「ケンちゃん、よく頑張ったわね。だけど、もう一仕事よ。あなたが自分で選んだんから仕方ないわ…。さあ、服を着なさい」
氷子はそう言って立ち上がると、脱ぎ捨てた服をテキパキと纏った。
「藤森、板垣…、桜木をロープでぐるぐる巻きにして。目と口はタオルをね。準備出来次第、桜木家に向かうのよ」
二人はアイコンタクトを交わし、作業に取り掛かった。
ものの2分で桜木ケンは身動き一つできない状態に、ロープでがんじがらめに縛られた。
それは人間という名の荷物だった。
***
「どうした!私を刺し殺せば、兄貴が助かるんだぞ!ツグミも!でなかきゃ、お前の精子をマ○コで搾り取ったら、その足で桜木正樹を殺りに行く。はあ、はあ…、互いイッたら時間切れだ。ケン、早く私を傷つけろって!」
「はあ、はあ…。わー!」
ケンは右手を何度も振りかざしたが、ついに大声を上げて、握っていたアイスピックを投げ捨ててしまった。
その瞬間、藤森と板垣は大きく肩で息を抜き、額の汗をぬぐっていた。
しかし、すかさず氷子は更に次の指示を出しだ。
「藤森ー、ケンンの背中、スマホでカシャしてここに持ってこい!」
「ちっ…」
”今度はなんなだよ…。もう、さっさとイッて切り上げてくれよ!”
ここに及んで、藤森はふてくされモードの入った…。
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”カシャ!”
「どうぞ…、見えますか?」
「おお…、よく撮れてる。ケン、ほら、きれいだわ、はあ、はあ…、アンタの血…。ああーー、イキそうだわ…」
「オレもイク!…ううっ、出ちゃう」
「はあ、はあ…、出すのよ!ああーっ、イクっ…!」
二人は”無事(?)”、果てた…。
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壮絶なゴーモンファックは終焉した。
下半身が離れ、ぐったりと横向きになって床にへたり込んだケンは、足枷を外され、荒い息を吐きながら朦朧としていた。
その彼の背中から滲み滴る血を、素っ裸の氷子は、後ろから抱きついて舌で舐めている‥・。
藤森と板垣は共に視線をそらし、もうウンザリと言った表情だ。
「ケンちゃん、よく頑張ったわね。だけど、もう一仕事よ。あなたが自分で選んだんから仕方ないわ…。さあ、服を着なさい」
氷子はそう言って立ち上がると、脱ぎ捨てた服をテキパキと纏った。
「藤森、板垣…、桜木をロープでぐるぐる巻きにして。目と口はタオルをね。準備出来次第、桜木家に向かうのよ」
二人はアイコンタクトを交わし、作業に取り掛かった。
ものの2分で桜木ケンは身動き一つできない状態に、ロープでがんじがらめに縛られた。
それは人間という名の荷物だった。
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