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第4章 歪んだ愛

「お兄ちゃん、ＤＶＤの話はイヤ
大好きなお兄ちゃんに見てほしくない」

「そう言ってくれて、嬉しいけど……」

「見ながら一人でされるくらいならＤＶＤに出てくる女の子と同じことを私がするから……
お兄ちゃんに抱かれたい」

私はお兄ちゃんから離れて、裸になった

「奈美、ありがとう」

二人の唇が重なり合った
時間をかけて、優しいキスが続いた
急にキスをやめて私の顔を見るお兄ちゃん

「どうしたの」

「俺のことを一途に思ってくれているのに……
奈美を抱く資格ないんだよ」

「どうして？」