この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私だけのお兄ちゃん
第6章 家出は闘いの始まり

「それは違うよ。奈美は何も悪くないからね
やっぱり俺はあいつらを許せないんだよ
これからどうなるかわからないけど……ギャフンと言わせたい
やっぱり、内緒で出て行くことが良いのかもしれない」
「うん」
二人で決めたこと
家を出る日は3月25日
必要な物だけ持って出て行く
別々に出て、駅で落ち合う
内緒で部屋を決めたり、買い物したた
お兄ちゃんが頑張って働いて貯めたお金が少なくなってしまった
「奈美、お金は大丈夫だから気にするなよ
二人とも就職先が決まってるんだから、力合わせたらどうにかなるだろ」
「うーん」
「もう、お金の話はなしだからな」
これ以上、何も言わせてもらえなかった
いよいよ、決行当日になった
最低限の物だけ持って出たから気付かれなかった
夜になって、私のスマホに「遊んでばかりいないで、早く帰ってきなさい」とメールがきただけ
やっぱり俺はあいつらを許せないんだよ
これからどうなるかわからないけど……ギャフンと言わせたい
やっぱり、内緒で出て行くことが良いのかもしれない」
「うん」
二人で決めたこと
家を出る日は3月25日
必要な物だけ持って出て行く
別々に出て、駅で落ち合う
内緒で部屋を決めたり、買い物したた
お兄ちゃんが頑張って働いて貯めたお金が少なくなってしまった
「奈美、お金は大丈夫だから気にするなよ
二人とも就職先が決まってるんだから、力合わせたらどうにかなるだろ」
「うーん」
「もう、お金の話はなしだからな」
これ以上、何も言わせてもらえなかった
いよいよ、決行当日になった
最低限の物だけ持って出たから気付かれなかった
夜になって、私のスマホに「遊んでばかりいないで、早く帰ってきなさい」とメールがきただけ

