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私だけのお兄ちゃん
第9章 修復

また沈黙が…
「お父さん、私が中学生になるまではどんなことがあっても、お父さんとお母さんのこと大好きだったよ
二人に愛されていないのわかってても……
お兄ちゃんに部屋から出てきてほしかったし、4人で楽しく過ごしたかったよ
でも、お父さんとお母さんは私への思いなんか何もなかったんだね
お母さんからお父さんは違う人かもしれないって、聞いたから調べたら本当に違ってた
今はお父さんの子どもじゃなくて本当に良かったと思ってる
本当のお父さんに会えないまま終わるのかな~と思ってる。それでも良いよ。お父さんの子でいるよりずっとマシだから」
「お父さん、私が中学生になるまではどんなことがあっても、お父さんとお母さんのこと大好きだったよ
二人に愛されていないのわかってても……
お兄ちゃんに部屋から出てきてほしかったし、4人で楽しく過ごしたかったよ
でも、お父さんとお母さんは私への思いなんか何もなかったんだね
お母さんからお父さんは違う人かもしれないって、聞いたから調べたら本当に違ってた
今はお父さんの子どもじゃなくて本当に良かったと思ってる
本当のお父さんに会えないまま終わるのかな~と思ってる。それでも良いよ。お父さんの子でいるよりずっとマシだから」

