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第11章 私はお兄ちゃんの……

また、新たな生活がスタートした

私はマゾだと思っている
あれだけ否定していた親の行為
私達、二人揃って同じ道を辿ろうとしている
きっとこれが血筋なんだろうね

と言うことはお腹の子は…
私はお兄ちゃんと力を合わせて、しっかり向き合うつもり。性癖や趣向は変えられないけど人間としての心や善悪だけはしっかり教えてあげたいと思った

「素敵な部屋でお兄ちゃんとこれからのこと、たくさん話しできて良かった
お兄ちゃん、一つだけ聞いても良い？」

「奈美、どうした？」

「ＤＶＤ見てるとエッチな格好して出かけるとか、外で調教されるとか、複数の人とするとか色々あるでしょ？　私もそういうことするの？」