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愛を嗅ぐ【完結】
第2章 エスカレートする”症状”
R子は自分のビョーキのことを、親友のT代だけには高校時代から告げていた。
T代は20代前半で結婚したが2年で離婚、その後も男運は悪く、ある意味、R子の妬み対象者には達していないせいもあってか、このところのエスカレートする症状も小まめに話していたのだ。


「…という訳でね、その心理療法士らしき先生、シュミレーション型対症療法で実績のある人らしく、スポーツ選手とかもお忍びで通ってるとかって…。私の親類がプロゴルファーと結婚した女性と友達だったんで…、まあ、又聞きでどこまで本当かはわからないけど…。どう?ダメもとで診療を受けてみたら…」


R子はその場で即決した。
確かに、今までと一緒の”精神論”で終わってしまうんだろうという気持ちはあった…。


でも、この時のR子は、T代が口にした”シュミレーション型”という響きに、どこかほのかな期待感を抱いたというところはあった。
さっそく彼女は、その夜のうちにT代から聞きとったその心理療法士のHPにアクセスし、問い合わせフォームから概ねの相談内容を送信した。


そして翌日にには返信メールが届き、R子はその週の金曜日夕方、都内某所のにある理療法士W氏の元へ診療を受けることになった…。





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