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感じさせて
第13章 告白

今日も

うさちゃんは

狭い台所で料理を

作ってるんや





軽快なリズムで

何かを包丁で切る音に

誘われて

俺も台所に行ってみる




うさちゃんの後ろに立って

そっとお腹のあたりに

手を回し




「何切ってるん?」



と、肩ごしに

覗きこむ




「今は、きゅうり。

サラダいっぱい
作っておくからね

明日も食べられるように」




お腹のあたりから

少しずつ手を移動させ

おっぱいに手をやると




「ケガ・・しちゃう」



って

少し振り向き

俺を見るうさちゃん




「待ってんの

さみしいんやもん」




「すぐ終わるよ?」




「ほんま?あとどれくらい?」




「ん~・・20分くらい」




「え~~っ!

ほんなら、ずっと
こうしてる。

じっとして
イタズラせぇへんから

えぇやろ?」




「ほんとに
イタズラしない?」




「せぇへんよ」




「じゃあ・・いいよ」




と、うさちゃんは
また、きゅうりを
切りはじめた


きゅうりが切り終わると


右に左に
いそいそと
移動する



俺もそれに
くっついて
移動する



移動するたびに



うさちゃんは



クスクスと笑った


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