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感じさせて
第13章 告白
うさちゃんは

小さく頷きながら

俺の話を聞いてくれた




うん・・うん・・




って言うだけで




俺を
責めることもせず

俺を笑った女の子を
責めもせず

母親を
責めたりもせず

再婚相手も
責めず




俺を

慰めることもせず




ただ

静かに

最後まで聞いていた





全て話して




なんや疲れてしまった俺が




大きなため息をつくと




背中を向けてた
うさちゃんが


俺の方に
向きを変えて


軽く膝立ちになり





黙ったまま

俺を抱きしめた




「私のこと・・好き?」




えっ・・・

何で今、そんなこと
聞くんや?

しかも

そんなこと聞かれたん
はじめてや





「愛してる・・

いや、愛してる以上や



愛してる以上の言葉があったら

教えて欲しい」







「・・・知らないわ・・」





そう言って

うさちゃんは

更に俺をキツク

抱きしめた



抱きしめられるって・・


愛してる人に

抱きしめられるって




こんなに

落ち着くんやな・・



心が・・なんや・・

あったかいもんで

埋め尽くされた感じや






「泊まって・・・


うさちゃん

帰らんとって




お願いや・・・」











いつまでたっても






うさちゃんからの

返事は






なかった









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