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感じさせて
第16章 Side トオル
何年も
会話をしない時間が
過ぎたあと
それは
ほんの数か月前
俺は
妻に
「もう・・嫌いになった?」
と、聞かれた
妻は
俺に寄り添い
「こんなこと
されたら・・いや?」
と、聞いてきた
「もうずっと・・・
セックスしてないね」
と言われ
「したいのか?」
と聞くと
小さな声で
「したい」
と、言っていた
どうして
急にそんなこと・・・
あの時
「好きだよ」
と、こたえて
「嫌じゃないよ
うれしいよ」
と、抱きよせて
「俺も、したい」
と、抱いていれば
こんなことに
ならなかったのか?・・・
そんなわけ・・・
ないよな
もう、とっくに
俺たちは終わってた
それに
俺はもう
妻に話しかける
きっかけを失い
触れる勇気さえ
なくなっていた
そんな妻に
手を出したのは
いったいどんなヤツなのか
妻が
選んだのは
どんなヤツなのか
俺はとにかく
それが気になって
仕方がなく
今日もまた
大きなため息をついた
会話をしない時間が
過ぎたあと
それは
ほんの数か月前
俺は
妻に
「もう・・嫌いになった?」
と、聞かれた
妻は
俺に寄り添い
「こんなこと
されたら・・いや?」
と、聞いてきた
「もうずっと・・・
セックスしてないね」
と言われ
「したいのか?」
と聞くと
小さな声で
「したい」
と、言っていた
どうして
急にそんなこと・・・
あの時
「好きだよ」
と、こたえて
「嫌じゃないよ
うれしいよ」
と、抱きよせて
「俺も、したい」
と、抱いていれば
こんなことに
ならなかったのか?・・・
そんなわけ・・・
ないよな
もう、とっくに
俺たちは終わってた
それに
俺はもう
妻に話しかける
きっかけを失い
触れる勇気さえ
なくなっていた
そんな妻に
手を出したのは
いったいどんなヤツなのか
妻が
選んだのは
どんなヤツなのか
俺はとにかく
それが気になって
仕方がなく
今日もまた
大きなため息をついた