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感じさせて
第17章 オープンカフェ
彼女の目を見ると

真剣な眼差しで

私を見つめていた




とても

大事なものだと

すぐに理解した私は




アイスティーの料金を

伝えると同時に

そっと

封筒とメモを

ポケットに忍ばせた




それを見て

彼女は

唇をかみしめ

少し泣きそうな顔をして



ううん



目に涙を浮かべ

声にならない声で




「ありがとう」




と、つぶやいた






「また・・・

いらしてくれますよね?」




急に心配になって

聞いてしまう




「もちろん」




その言葉を聞いて

ほっとした










そして

私は

約束通り




自宅の

自分の部屋で




誰にも

見られないように




その封筒の

封を切った
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