この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
感じさせて
第17章 オープンカフェ
久保木さんがいなくなると


俺は
薄暗くて

誰もいない路地に
へたり込むようにして
腰を下ろした



疲れがどっと出たのか

安堵したのか



それとも

今まで以上の

不安に襲われたのか・・・




少し放心状態になった





もう一度

便箋をひらき





今度は

最初から

ゆっくりと

うさちゃんの字を

噛みしめるように

読み返す





その手紙には

色んな事が

書かれてあった







トオルと別れたくて
身内に離婚の相談をしたこと


俺と最後に会った夜
そのことでトオルに
浮気を疑われ
携帯を取り上げられて
しまったこと


それから
探偵を雇い
浮気相手をトオルが
調べていること


浮気相手が分かったら
つまり俺に
慰謝料請求を
考えているかもしれないこと




俺に迷惑をかけたくない


だから


連絡をしなかった


だから


会えない


だから






ココで

うさちゃんを待つ俺を





そっと

遠くから

見ていたという





そして


手紙の最後には


こんなことが


書いてあった
/410ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ