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感じさせて
第18章 握りしめる
翌日
俺は仕事前に
カフェへと向かった
昨日、うさちゃんは
カフェに来てなかったみたいや
警戒・・・してたんかな・・
カフェの前で
中の様子を伺うと
すぐに久保木さんが
俺に気がついて
店の入り口に駆けてきた
「これ」
「はい」
「ほな」
それだけ
言葉を交わして
俺はカフェを後にした
今日
うさちゃんが
カフェに
来てくれますように
そして
手紙を読んで
明日
いや
明後日でもえぇ
うさちゃんの姿を
俺が一瞬でも
見られますように・・・