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感じさせて
第18章 握りしめる
聞きたいことは
山ほどあったけど
忙しそうな
久保木さんに
迷惑がかかるかも・・
と思いなおし
心矢が
いつも立っていた
場所にでも
行ってみようと
カフェに
背を向けた
すると
「いらっしゃいませ」
と、いつもの
明るい声
振り返ると
笑顔の久保木さんが
立っていた
「お待ちしてたんですよ
・・・ウサチャンサン」
うさちゃんと呼ばれるのは
気恥ずかしい
でも
それよりも
お待ちして・・・
の言葉が気になり
「久保木さん、あの・・・」
と、席にもついてないのに
手紙の行方を
たずねてしまった
「大丈夫です」
心臓が
ドクンと
音をたてた
「ちゃんと
お渡ししましたから
さぁ、中へ」
山ほどあったけど
忙しそうな
久保木さんに
迷惑がかかるかも・・
と思いなおし
心矢が
いつも立っていた
場所にでも
行ってみようと
カフェに
背を向けた
すると
「いらっしゃいませ」
と、いつもの
明るい声
振り返ると
笑顔の久保木さんが
立っていた
「お待ちしてたんですよ
・・・ウサチャンサン」
うさちゃんと呼ばれるのは
気恥ずかしい
でも
それよりも
お待ちして・・・
の言葉が気になり
「久保木さん、あの・・・」
と、席にもついてないのに
手紙の行方を
たずねてしまった
「大丈夫です」
心臓が
ドクンと
音をたてた
「ちゃんと
お渡ししましたから
さぁ、中へ」