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感じさせて
第2章 トオル
きっかけなんて

些細なことだった




あんなに

私を愛していた

トオルが




私を

愛せなくなった





理由なんて

ちっぽけなことで

理由なんて

ひとつじゃない




夫婦なんて

そんなものだと思う




どちらが悪いという

訳でもない






会話が消えてから

一年半




一度は

私もトオルを嫌いになって

避けたりした




でも



別れられないなら






もう一度



もう一度

トオルに

愛されたいと思った





だから

笑顔で

食事を作り始めた









それから



もう・・・・・



一年半が経っていた









そう


トオル


と呼ぶことも

決めていた





不仲になって

ほとんど

名前を呼ぶことが

なくなっていた私は



必ず



トオル



と、呼ぶことに決めていた







理由は






私が








名前で



呼ばれたかったから








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