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感じさせて
第5章 携帯電話
トオルを送り出して

夕飯の支度をした



夕飯はいらないとは

言わなかったトオルのために

夕食を作る



いらないと言われなければ

作ると決めていた





私は出かけてしまうけど




夕飯をテーブルに並べ

ラップをかけると

シンくんから

メールが届いた





「〇〇ホテル

1134号室にpm7:00

俺・・・腹ぺこで行くから」




クスッ(笑)

催促?




「何か、持っていくわね」



「うさちゃん弁当よろしく」



お弁当?(笑)



「わかったわ」



「よっしゃぁ~~~!!」



そんな

年下の男の子が




たまらなく

可愛いと思った






7:00まで

たっぷり時間はある





そんな

年下の男の子に会うために

いつもより

念入りに

身なりを整えたいと思った



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