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性歓寄宿舎【無自覚ハーレム編】
第2章 えっ?この子たちは?
振り返ったクニオは
「えっ?」
と驚いた。
ぞろぞろとやってきた女子たちは、20人もいたからだ。
しかも、その20人全員が、クニオの顔見知りだった。

「え…、え?おまえら、なんで、ここに?」
すると先頭を切って歩いてきた背の高いスレンダーな、しかし巨乳な女子が、大きな声で答えた。
「決まってるじゃない!国家に奉仕するため、よ!」
「え………」
「クニオくんの一族に頼み込んで、部屋だけ借りることになったの」
クニオは、20人の女子たちの顔を穴のあくほどポカーンと眺めた。
『こいつら、イカレてるぞ?それとも、国家の手先に洗脳でもされたか?』

「お、おまえら、わかってるのか?ここに入ったらおまえら…、オトコとセックスやらされるんだぞ?それで妊娠したらその受精卵を国家に提供して…。まともな人生、送れないんだぞ?」
すると、20人の女子たちは真顔で
「クニオくん、何を言ってるの?わたしたちは、親からもらった大事な卵子を国家のために捧げるために来たのよ?」
と声を揃えて叫んだ。
『わあああ…、こいつら、完全にやられてる…』

ということで、30室ある部屋のあちらこちらに、クニオと20名の女子たちは思い思いに入った。
部屋に行く道すがら、クニオは、すぐそばを歩いていたマリカ(長身スレンダー巨乳の)に話しかけた。
「ところでおまえら、男子をここに呼んでセックスするんか?」
「うーん、どうしよっかなー」
『男子を呼ばれたら、うるさくてたまらん。女子20人に男子20人。とてもじゃないが、落ち着いて一生を過ごせないや』
「ここは、クニオくんの一族の建物だし。ここに男子を呼ぶのはちょっとまずいわね」
クニオは、ホッと胸をなでおろした。
「夜になったら、宴会場に行ってみるわ」
「そうか」
クニオは、ぞろぞろと歩く女子20名を眺め、少し残念に思う。その中にはけっこうな美少女や、巨乳の持ち主が何人かいて、クニオのオナニーのおかずになっている。
『一人ぐらい、俺の相手をしてくれたらいいのに…』
しかし、それは実現不可能だった。クニオは学校では、彼女たちから完全に無視されていたからだ。
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