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大魔王の子を孕みます
第9章 闇夜
そのミルのオナニーが続いた3日目の夜だった。
「それではシロ様、おやすみなさい。」
透け透けでピンク色のエロいベビードールを着たミルがベッドの上にペタンと座り可愛らしい笑顔で俺に言う。
俺にオナニーがバレてないとミルは思ってる。
「あのさ…、ミル…。」
「はい、シロ様?喉が乾きますか?お水でもご用意しておきましょうか?」
「その…、ミルは半分魔族だよね。」
「はい、ミルは半分魔族です。」
ただ無邪気にミルは俺と会話する。
「なら…、ミルはやっぱり闇夜に影響されてるのか?その…、夜な夜なミルが…。」
オナニーしてるのを知ってるとは言えない。
いや、言う必要はなかった。
俺が言いたい事の意味がわかったミルが顔を真っ赤にして俯く。
「影響は…、あります。闇夜は魔族にとって一番の繁殖期でありますから…。」
「だから…、身体が疼く?」
「イクと楽になりますけど…。」
ミルが俺の手を握り、自分の胸に押し付ける。
「シロ様にはご迷惑だとミルはちゃんとわかってます。シロ様はライズ様の大切なお方だから…、こんな事をお願いしちゃいけないとわかってます。」
それでも疼く身体が止められないのだろう。
「俺でいいの?」
女の子は好きな人じゃないと、こんな事は嫌なんだと知った。
ミルが好きなのはメフィストのエロジジイだ。
「毎年、闇夜は亜人村が色々な魔族に襲われます。今年はライズ様の命令で安全になったと聞いて迂闊に村を出たミルがいけなかったのです。人狼に襲われた時にミルは覚悟をしてました。今のミルがメフィスト様を好きになれたのは、あの時、シロ様がミルを助けてくれたからです。」
緑のつぶらな垂れ目を潤ませて、飛び切りの笑顔を兎耳の少女が俺に向ける。
他の魔族に襲われるくらいなら俺の方が良いとミルの暖かい気持ちが伝わって来る。