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大魔王の子を孕みます
第11章 1日
「でも…、俺…、マグロだし…。」
「マグロとはなんだ?」
「俺はっ!……子作りが…すげー気持ちいいんだよ…、俺の気持ちいいところをライズがいっぱい感じさせてくれるからさ…。でも、ライズはどうなんだよ…。」
「いいよ。」
「あっさりと言うな。てか、俺も…、その…、だからライズに…、もっと気持ちいいとか思われたい…。」
最後は顔から火が出るほど熱くなるから、俯いてモゴモゴとしか言えてない。
「初めてだな。シロの方から子作りをしたがるのは…。」
顎を軽く指で持ち上げて俯いた俺の顔を上げさせる。
ニヤニヤする紫の瞳が意地悪に光る。
「別に…、無理してやりたい訳じゃないからな。」
「だったら、もう大人しく寝なさい。」
「眠くないって言ってんだろ。だから…、そうだ。俺はやり方を知りたいんだよ。ライズが俺みたいに気持ちよくなる方法を…、そうだよ…、今後の為に俺は知りたいだけなんだ。」
「シロはもう知ってるだろ?」
知ってるよ。
俺だって男の子だったから、嫌というほど知ってます。
女の子にどんな風にされれば、興奮して欲情するかくらいはわかってます。
「じゃあ…、やってみるからさ…、ライズは見てろよ。初めてだから下手でも文句言うなよ。」
ライズをベッドに押し倒し、その筋肉で固くなってるお腹に跨り目を閉じて息を吸う。
大丈夫…、俺はやれば出来る子です。
そう自分に言い聞かせて、ゆっくりと目を開ける。
目の前にあるのはライズの股間…。
黒い茂みの中を横たわる野獣が俺の方を見てる。
俺が萎えさせたライズのちんぽ…。
つか…、萎えてるくせに俺よりもデカい…。
今から俺はこいつを奮い立たせてやらなければならない。
出来るよ…。
愛してる人だから…。
そっと、その野獣の頭に指で触れる。