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大魔王の子を孕みます
第3章 テラス
「クッソーっ!どうやって脱ぐんだよ。」
もはや俺の頭の中は、初めて見られるかもしれない女の生オッパイという妄想でいっぱいだ。
どうにかして大事な部分を俺から隠そうと企ててるコルセットを外してやろと足掻き踠く。
「脱がせてやろうか?」
「あっ…、お願いします。」
突然、沸いた声にご機嫌で答えれば、俺の細い腰へ後ろへ引き寄せるようにする男の腕が回されて俺の視界にはあの美しい紫の瞳が入って来る。
「ライズっ!」
頭の中を占めてたオッパイが吹っ飛んだ。
「さっそく、お前の方から誘って来るとは嬉しいね。」
ライズはニコニコと笑顔を見せ、俺を抱きかかえたままコルセットを締め付けてるリボンを指先で緩めてく。
「ちょ…っ!?待てっ!?」
そう叫んだ瞬間、胸元にあった2つのお椀が緩むコルセットからポロリと弾け出てライズの目の前へと生まれたての姿を曝け出す。
夢にまで見た女のオッパイ…。
まん丸な白い肌の山の真ん中には薄いピンク色の小さな円があり、更にその真ん中にはピンク色の豆がツンと上向きに張ってる。
「いやんっ!」
悲鳴を上げたのは俺だけど…。
俺じゃないみたいに身体が反応する。
女のような仕草でピンク色の中心部を自分の細腕で隠しながらライズの足元に座り込む。
自分でも見た事がない恥ずかしい部分をライズに見られるとか思うだけで、もっと恥ずかしいとか思っちゃう。
「おやおや…、自分1人で楽しもうとしてたくせに、私には隠すつもりなのか?」
座り込む俺の顔をライズが覗き込み指先で頬を撫でる。
「別に…、楽しもうとかしてねえし…。」
不思議とライズに対する恐怖はもう感じない。
その代わりに女みたいにライズという男を本気でカッコいいとか思ってドキドキとかする自分が居る。