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大魔王の子を孕みます
第3章 テラス
ライズが俺をメイドにした?
その言葉の意味の本当の恐ろしさが始まるのはここからだ。
ライズが抱き上げていた俺の身体がさっきまで寝てたベッドへドサリと落とされたと思えば、あっさりとライズに細腕をベッドに押さえ付けられて、無防備にオッパイを晒す羽目になり覆い被さるライズに組みされてしまう。
「止めろってばっ!」
男に押さえ付けられてるとか気持ち悪くて考えたくない。
なのにライズはニヤリと笑う。
「言ったはずだ。お前は私に仕えるメイドになったのだ。私に身を捧げて私の子を孕むメイド…、そして子を宿した時にお前はこの世界の女王になる。」
ライズの言葉を必死に理解しようとする。
「孕むっ!?」
有り得ない。
「そうだ…。」
「それは無理です。俺…、男だから…。」
そう言ってもライズは俺の脇を擽るように指先で撫で回す。
「止めろってっ!気持ち悪いっ!」
「そんなはずはない。お前の身体はちゃんと反応してる。」
それは、ある意味が事実…。
ライズの手から逃れようと身体を揺すれば、ゆさゆさと俺のオッパイが揺れ動きピンク色の小さな豆がライズの指先を求めてキュッと固く縮んでく。
「無理っ!男は無理っ!」
「そもそも、魔族に男も女もない。」
「だったら、なんで俺を女にしたんだよ!?」
「子宮が必要だと思ったからだ。さっきも言ったがお前は私の子を孕む為に私に仕えるのだ。」
「孕むとかお断りしますっ!」
「安心しろ…、お前の体内ではもう女性としてのホルモンが分泌されている。私に身も心も捧げるようになるまで、さほどの時間はかからない。」
ライズは腰のくびれまで指先で撫で上げると首筋にキスをする。
暖かく甘美にさえ感じる触れ方に身体はライズに捧げようとするが心がそれを許さない。