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大魔王の子を孕みます
第6章 乗馬
なんかムカついた。
「とにかく、この馬に乗れたらいいんだろ?」
「まあ、頑張れ…。」
俺を突き放すライズが指を鳴らし、魔法でカウチとテーブルを庭に設置する。
「私の読書が終わるまでに乗りこなせ…。」
それだけを言うと優雅にカウチで読書を始めてしまう。
ちくしょー…。
俺には無理だと思ってるな。
絶対に乗りこなしてやると意気込み馬に近付けば馬は鼻息を荒くしてブンッと首を振り俺を威嚇する。
「ガーラはバイコーンの中でも特に気が荒く、サキュバスですら乗せようとはしない。」
読書中のライズは欠伸をしながら俺に言う。
「サキュバスすらって…、ライズなら乗れるのかよ?」
「当然だ。それは私の愛馬だからな。」
冷やかに笑い、俺に諦めろとライズが促す。
ますますムキになる俺は考える。
ライズの愛馬…。
しかも淫乱な女が好き…。
そっと手を差し伸べただけでもガーラはギンッと俺を睨み、ギリギリと歯軋りまでして俺に触らせようとはしない。
「なんでだよ?俺は既に処女じゃねーよ?」
俺はお前の主に散々抱かれた女なんだと説得するがガーラはフンッとそっぽを向く。
「シロは意外と清楚だという事だ。基本的に恥じらいなどを持つ敬虔な女は処女と変わらない存在としてガーラは嫌う。」
ガーラの趣味を淡々と説明するライズの言葉にゾッとする。
恥じらいを無くした淫乱って…。
露出狂な淫乱女が好みって事か!?
悔しいが、ここはライズ好みの演技の必要があるらしい。
まずは胸元を押さえ付けてるコルセット型ワンピースのリボンを解きコルセットを緩めて胸元を大きく肌蹴させる。
お次はスカートの中に手を入れ、パンティーを脱いで、そのパンティーを馬の鼻先にぶら下げる。