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快楽に溺れて~堕ちていく私~
第3章 快楽の道へ
家に帰るとやっぱり現実でしかなく
旦那はいつも同じ時間に出勤して、帰宅する
「おはよう」「いただきます」「ごちそう」「行ってきます」「ただいま」「おやすみ」
毎日、この言葉だけ
新しい服を着ても、髪を切っても、化粧していても気づきもしない

私はそれだけの人になってしまった
元々、そういう気質の人だったけど、年々酷くなった
旦那のあの時の言葉以来、本当に結婚したことを後悔している

そんな気持ちを和ませてくれるのは剛さんだった
毎日ラインで話をするのが私の楽しみになっていた。早くホテルに行って楽しい時間を過ごしたかった
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