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蕾は開き咲きほこる
第21章 百合は咲き開く
それがどのくらい続いただろう。
私の唇から優子さんの唇が糸を引きながら離れると、私を抱きしめていた桜子さんを引き寄せ、すぐ目の前でふたりの激しいキスを目の当たりにする。
お互いの唇から延びる赤い舌。
その赤い舌が絡まり混ざりある唾液。
酔っているからなのか、それともキスを続しているからなのか、桜子さんは頬を赤らめ瞳はトロンとして普段は見せないような表情をしていた。
「ゆう、こさん、キス、上手すぎ……」
お互いに名残惜しそうに舌を伸ばしながら唇を離すと、桜子さんが吐息を漏らすように言葉にする。
それとは対照的に優子さんは子供みたいに笑った。
「桜子ちゃんとのキス、すっごく久しぶり。」
ふたりして微笑みあい、もう一度唇を寄せた。
目の前で広げられる怪しげな景色。
普通だったら嫌悪する光景だけど、絡み合うふたりの姿を見て妙にドキドキしてきれいだと見入ってしまうし、耳元で淫らな音を聞かせられるとドキドキして身体が熱くなる。
私の唇から優子さんの唇が糸を引きながら離れると、私を抱きしめていた桜子さんを引き寄せ、すぐ目の前でふたりの激しいキスを目の当たりにする。
お互いの唇から延びる赤い舌。
その赤い舌が絡まり混ざりある唾液。
酔っているからなのか、それともキスを続しているからなのか、桜子さんは頬を赤らめ瞳はトロンとして普段は見せないような表情をしていた。
「ゆう、こさん、キス、上手すぎ……」
お互いに名残惜しそうに舌を伸ばしながら唇を離すと、桜子さんが吐息を漏らすように言葉にする。
それとは対照的に優子さんは子供みたいに笑った。
「桜子ちゃんとのキス、すっごく久しぶり。」
ふたりして微笑みあい、もう一度唇を寄せた。
目の前で広げられる怪しげな景色。
普通だったら嫌悪する光景だけど、絡み合うふたりの姿を見て妙にドキドキしてきれいだと見入ってしまうし、耳元で淫らな音を聞かせられるとドキドキして身体が熱くなる。