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蕾は開き咲きほこる
第22章 嫉妬
「課長は?」
出先から戻ってきた羽間さんは、席にいない課長を探しながら隣に座っている私に聞いてきた。
「急いででかけたからホワイトボードに書き忘れてますね。お昼休憩の途中で慌てて出かけたんですよ。そのまま接待になるから直帰するって言ってました」
「え゛~~??マジかよ!今日中に捺印欲しかったんだけどなぁ~どうしよ~」
髪の毛をかきむしりながら自分の席に戻った羽間さんは書類を机の上に投げ出し困っていた。
「急ぎなら電話してみましょうか?電話を入れておけば折り返しがあると思いますよ」
「頼める?」
「はい。その間にお昼食べてください」
「んっ、サンキュー」
カバンと一緒に机の上に置かれたコンビニ袋の中には缶コーヒーとサンドイッチが入ってるからお昼はまだなんだろと進め、私は光春さんに電話をする。
打ち合わせに入っていて出なければ留守番にメッセージを残そうと思っていると、数回のコールの後、仕事モードの光春さんが電話口に出た。
出先から戻ってきた羽間さんは、席にいない課長を探しながら隣に座っている私に聞いてきた。
「急いででかけたからホワイトボードに書き忘れてますね。お昼休憩の途中で慌てて出かけたんですよ。そのまま接待になるから直帰するって言ってました」
「え゛~~??マジかよ!今日中に捺印欲しかったんだけどなぁ~どうしよ~」
髪の毛をかきむしりながら自分の席に戻った羽間さんは書類を机の上に投げ出し困っていた。
「急ぎなら電話してみましょうか?電話を入れておけば折り返しがあると思いますよ」
「頼める?」
「はい。その間にお昼食べてください」
「んっ、サンキュー」
カバンと一緒に机の上に置かれたコンビニ袋の中には缶コーヒーとサンドイッチが入ってるからお昼はまだなんだろと進め、私は光春さんに電話をする。
打ち合わせに入っていて出なければ留守番にメッセージを残そうと思っていると、数回のコールの後、仕事モードの光春さんが電話口に出た。